CISSPは転職に有利?年収UPのオファーは来るのか?【転職活動を元に解説】

CISSP

CISSP受験を考えている人、CISSPに合格した人
「CISSPって転職に有利なの?CISSPに合格したけど、会社の待遇が良くならないから転職を考えたい。需要ってあるの?転職をすると年収ってほんとによくなるの?」

こういった疑問にお答えします。

本記事のテーマ

CISSPを取得した場合、転職活動にどう影響するか、私が現在実施している転職活動の経験から解説します!

【結論】CISSPは転職にかなり有利だと感じています

この記事を読むことで、これから合格を目指す方は「CISSP取得に向けて、モチベーションが上がります。」また、すでに合格済みの方は「転職活動に向けて、どのような企業からニーズがあるのか。どのくらい待遇が良くなるのか」がイメージできるのではないかと思います。

記事の信頼性

CISSP試験に合格した私が実際に実施している転職活動の情報を元に作成しています。

では、早速解説していきます!
※私のスキルや業務経験等については、プロフィールをご確認ください。

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CISSPは転職に有利?年収は上がる?【転職活動をもとに解説】

セキュリティ人材が不足している中で、国際的に認められているある資格としてCISSPは認知されています。

そのため、漠然と転職に有利だということはイメージできるかと思いますが、実際にどのように転職活動に影響するのかという観点から紹介したいと思います。

※CISSPという資格の価値については、別の記事で記載しています。

職務履歴書の閲覧数が上がる

上記は、私のビズリーチの画面のキャプチャです。

2020年2月頃にユーザ情報を登録し、職務履歴書も記入しました。
その頃、スカウトはある程度に送られてきていましたが、職務履歴書は全然見られていない状況でした。この時期のスカウトの分類をしてみると、

<CISSP合格前のスカウト企業分類>

  • SIer
  • セキュリティ専業ベンダー
  • 外資系コンサル 等

現職の所属企業等の基本情報を見たエージェントからのスカウトが多かったのではないかと思います。

一方で、CISSP合格後の5月中旬以降は、上記のキャプチャからも読み取れるように職務履歴書の閲覧数がかなり増え、他業種からのスカウトもかなり増えました

<CISSP合格後のスカウト企業分類>

  • 化学メーカー
  • 自動車メーカー
  • 通信キャリア
  • ゲームメーカー
  • 銀行
  • SIer
  • セキュリティ専業ベンダー
  • 外資系コンサル 等々

他業種からのスカウトは、情報システム部へのスカウトが多かったです。

CISSP保有者は業務を遂行する上で、広範囲かつある程度深いセキュリティが知識を有していると見なされています。

そのため、テレワークを推進していく上で、セキュリティ部門の体勢を強化し、業務上のセキュリティリスクを最小限に抑えたいと考えている企業からのスカウトが増えたと思います。

面談確定のスカウトが届く

ご存知の方も多いと思いますが、CISSPは実務経験がないと、試験に合格しても資格保持者として認められません。そのため、「CISSP保持者=セキュリティ実務経験がある=即戦力」というように認識されています。

そういった背景もあり、スカウトの半数以上が面談確定のスカウトでした。

転職市場では、書類審査も意外と難しいと聞くので、面談確定でのスカウトはかなりのアドバンテージではないかと思います。

年収のレンジ

米国のグローバルナレッジという組織が調査した結果によると、米国ではCISSP保持者の平均年収は1,500万円ということがわかっています。

日本では、どのくらいの年収が期待できるのか。年齢や前職の経験、その他のスキルにも左右されると思いますが、実際に私にきているスカウトをベースに紹介していきたいと思います。
※複数の企業を業種ごとにまとめています。

業種職種年収レンジ
化学メーカー社内システムエンジニア800-1000万円
自動車メーカーセキュリティエンジニア〜1200万円
通信キャリア・セキュリティエンジニア
・プリセールスエンジニア
・システムコンサルタント
800-1200万円
800-1000万円
800-1100万円
ゲームメーカーサーバーセキュリティエンジニア応相談
銀行社内システムエンジニア応相談
SIerセキュリティコンサルタント800-1000万円
セキュリティベンダー・法人営業
・セキュリティアナリスト
・セキュリティ人材育成
1000-2000万円
800-1400万円
応相談
外資系コンサルセキュリティアナリスト800-2500万円

最低でも800万円程度の年収は見込めるというのがわかりました。外資系コンサルでは最高で2500万円の年収を得られる可能性があるということもわかりました。

この結果からも分かる通り、高い年収を払ってでもCISSPを保持するセキュリティ実務経験者を獲得したいというニーズがあるということがわかったと思います。

20−30代の若手の内にCISSPを取得して転職するだけで、年収は100−200万円上げることも夢ではないことがわかりました。

登録すべき転職エージェント・サービス

ここでは、私が実際に登録しているエージェントやサービスを元に転職サイトを紹介します。

転職を検討している人は、自分の現在の市場価値がどのくらいなのか確認する意味でも、いくつかの転職エージェント・サービスに登録しておくのが良いかと思います。

<自分で幅広い企業からのスカウトを吟味したい人向け>
即戦力採用ならビズリーチ
 →キャリアアドバイザーはいないので、直近での転職の予定がない人にもオススメ!

<キャリアアドバイザーに相談しながら転職先を決めたい人向け>
IT業界の転職ならマイナビエージェント×IT
転職なら【リクルートエージェント】転職支援実績No.1
 →職務履歴書の書き方や自分の経験に沿って、いろいろ相談に乗ってくれます。

<コンサル企業に絞って転職したい人向け>
コンサル業界の転職ならアクシスコンサルティング 
 →年収UPを最優先考えている人は、登録した方が良いです。

転職には、”情報”が最も重要です。いくら自分をアピールしようとしたところで、自分を必要としてくれる企業との縁がなければ何の意味もありません。

そのため、膨大なデータを有している大手の転職サイトに登録すれば間違いないです。

また、ビズリーチに登録すれば、直接企業からのスカウトも届きますし、業種に特化した転職エージェントからも連絡がきます。

まとめ

CISSPを取得した後、転職活動にどう影響するのか「転職に有利なのか。どう言った業種や年収レンジのオファーがあるのか」と言った観点で紹介してきました。

私が実施している転職活動を元にすると、かなり転職に有利であるということがわかったかと思います。

<CISSPが転職活動に及ぼす影響>
  • 職務履歴書の閲覧数が急増する
  • 面談確定のスカウトが届く
  • 高い年収レンジでのスカウトが届く

今後、転職が完了した時点で皆さんに結果を共有したいと思います。

私がどの様にCISSPに独学で合格することができたのか、具体的な問題集や勉強方法を紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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