【英語全くできない人向け】TOEICを300点UPさせた3つのこと!

TOEIC

英語が全くできないのに、TOEICのスコアをあげたいと考えている社会人
「TOEICの勉強をしないといけないけど、仕事してるから全然時間がない。勉強しても続かない。TOEICは回数受ければ、点数伸びると聞いたが、全然スコアが伸びない。」

といった、TOEICのスコアアップに関して悩んでいる社会人の方は意外と多いのでは無いでしょうか。

記事のテーマ

英語が苦手かつ嫌いだった私自身が社会人1年目の時に実践して、TOEICのスコアを300点アップさせたTOEICの勉強法の中から有効だった3つのことを紹介します!

この記事を読んで欲しい対象の方は、

  • 時間がない中、TOEICを勉強せざるを得なくなった社会人の方
  • 転職などキャリアアップのためにTOEICのスコアを向上させたい方
  • TOEICの点数が伸び悩んでいる方
  • TOEICの勉強が続かない方

です。

記事の信頼性

実際、私は毎日1時間〜2時間の勉強で、約1年ほどかけて460点から760点までスコアをUPさせました。かなり試行錯誤して無駄なことも実施していたので、皆さんはもう少し短期間でスコアアップが目指せると思います!


それでは、具体的に活用した教材も交えつつ実践した3つのことを紹介したいと思います。

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英語が全くできない凡人がTOEICスコアを300点UPさせた3つのこと

TOEICを攻略するために継続的にやるべきことは、以下3点です。

  1. インプット(知識の蓄積)
  2. アウトプット(知識の定着)
  3. モチベーションの維持

それぞれ、後述しますが、簡単に各項目について説明すると、

  • インプット:単語や熟語の暗記方法
  • アウトプット:リスニング対策、暗記した単語を定着させる方法
  • モチベーションの維持:短期集中で勉強ができない中でのモチベーションを維持する方法

となっています。

以下に筆者のTOEICスコアの推移を示します。図から分かる通り、モチベーションを維持しつつ、インプット(知識の蓄積)を半年くらい続けるだけでも、600点は達成できるかと思います。

TOEICスコアの推移

では、インプット(知識の蓄積)のために実践したことを紹介していきます。

インプット(知識の蓄積)

英語の基礎はやはり、語彙力です。語彙力がないと、文法問題も素早く回答できないですし、リスニング問題でも文字で見てわからない単語や熟語は聞いてもわかりません。

また、語彙力がだけが向上しても、TOEICテストのリーディングパートの肝であるPart7(英語長文)を抵抗なく読めるようにならなければ、TOEICのスコアは向上しません。

なので、ここでは語彙力を向上させる具体的な方法および英語の長文を抵抗なく読むための具体的な方法をご紹介します。

①語彙力の向上 <英単語編と文法編(Part5&6対策)>

<英単語編>

そもそも、ある程度の語彙力がないと英語は絶対読めないですし、リスニング能力も上がってきません。なので、筆者は通勤及び昼休み等のスキマ学習として、スマホに「キクタン800(有料)」をインストールし、毎日単語の勉強をしていました。

キクタンのアプリ版をおすすめする、一つ目の理由は、

学習した単語の”復習機能”です。

アプリを開くと強制的に前日学習した単語が画面に表示され反復学習が可能です。また覚えられない単語にはマーキングする機能も付いているため、完璧に理解できるまで繰り返し学習することが可能です。

キクタンのアプリ版をおすすめする、二つ目の理由は、

単語+例文の発音を”聞きながら学習できる”点です。

リスニング力を向上させるには、

「英語を聞く→英文に直す→和文に直す→理解する」という脳の回路では追いつきません。

なので、英語を聞いただけでその言葉を理解できるようにする脳の回路を作るという意味でこの機能は非常に有用です。

私はこの2つの機能を活用して、アプリを何周もし、わからない単語をなくす様にしました。尚、キクタンの書籍も購入しましたが、復習機能がなく、持ち運び等も面倒で続かないため絶対的にアプリがおすすめです。
(満員電車で単語帳を開くのも気が引け、継続しませんでした。。。)

キクタンTOEIC(R) Test Score 800 ~聞いて覚える英単語~(アルク)

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<文法編>

英単語の学習に合わせて、TOEIC Part5およびPart6対策用の穴埋め文法問題をひたすら解いていました。

単語の語彙力が身についてきたなと感じた時点で、次は熟語や文法の勉強が必要です。

そこで私は、かなり分厚いイ・イクフンさん(韓国人)が書いた「極めろ!リーディング解答力TOEIC TEST」という問題集を毎日1時間弱解いていました。

この問題集をおすすめする、最大の理由は、

圧倒的な問題量”です。

私自身、本当に基礎文法の問題集を購入して、勉強していたころもあったのですが、

「今更、中学生の問題集や高校生の問題集をやっても、わかっているところもあるし、無駄な時間に感じるなー。もっと効率良い方法が良いな。」と感じ、

悶々としていた時期もありました。実際そのように感じたことがある方もいるのではないでしょうか。そういう方には、やはり”量をこなす”ことをオススメします。


②英語長文への苦手意識を払拭 <Part7対策>

ここまでのことを継続的に実践すれば、単語、熟語、文法がある程度身についてくるかと思います。

しかし、”長文(Part7)を制さないと”TOEICの得点は伸びません。

Part7を攻略するためには、速読力が必要だといいますが、それ以前に英語が苦手な人にとっては、”英語の長文を抵抗なく読むこと(英語学習の習慣化)”が必要だと思います。また、長文を抵抗なく読むことができれば、自然と速読力がついてきます。

しかしながら、急に英語の長文に慣れようとして、TOEICの問題をガンガン読んだり、英語版のニュースアプリを読もうと思っても、興味が湧いてこず続きません。

なので、私は日常的に読む読み物として、本屋においてある”易しい洋書”を読むようにしていました。易しい洋書とは、”アメリカ人の小学生が読むような本”のことです。

本屋には、様々なレベルに応じて、洋書が並べられています。私自身は、ちょっと興味のあったスティーブジョブズの伝記を購入し読んでいました。

日本語の小説を読む感覚で、無理せず日常的に英語の長文に触れることができ、1−2週間続けていると自然と、

英語の長文を抵抗なく読むこと(英語学習の習慣化)

ができていました。

その他にも、日本昔話やくまのプーさんの洋書がおいてあったりするので自分の興味ありそうな洋書を本屋で探してみてください。本自体、薄っぺらいため苦になりません。自分のレベルにあった洋書を読んでみるとよいと思います。


③長文問題対策 <Part7対策>

ここまでで、①語彙力の向上及び②英語長文の苦手意識の払拭の方法について、紹介してみましたが、正直ここまで実践すれば、基礎力は十分についているため、600点射程圏内だと思います。

なので、ここからは「せっかくだから、600点後半〜700点を目指したい」という方向けに実践した内容を共有します。

非常に単純なのですが、それは”ガンガンPart7の問題を解く”ことですw

私自身、試験2-3週間前から毎日「新TOEIC TEST 読解特急シリーズ」のPart7対策本を、電車の待ち時間等で解いていました。

この時、ただ解くだけではなく、解く時間も気にしながら読むことが必要です。

Part7は15の長文に対して54つの設問があり、他のPartとの時間配分を考慮すると単純に1設問1分で解く必要があるためです。

この問題集は、ポケットサイズでかつ薄い本なので、持ち運びも面倒ではありませんので、ぜひ実践してみてください。

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アウトプット(知識の定着)

インプット編で紹介した通り、単語・熟語・文法をインプットだけでTOEICのスコアは600点くらいまでは向上させることができると思いますが、700点以上を目指したり、実際に仕事で英語を使う予定のある方は、

インプットしたものを、実際にアウトプットしてみることをオススメします。なぜなら、

アウトプットするということは、自分が完全に理解していると言えるからです。

インプットを積み重ねていくとどうしても理解できた気になってしまいます。しかしながら、インプットしたものをアウトプットできるようにならなければ本当に身についたとは言えないと思っています。

実際に、私も海外の人にメールを打つ時に、すらすらと文章が出て来ず、Google先生に頼りっきりになってしまい、自分の力不足を痛感しました。

①英会話教室

そこで、覚えた単語や例文を「バカのひとつ覚えのように」使う場を設け、

インプットしたものをアウトプットすることで”暗記”ではなく”理解”に変える

ことを意識しました。

具体的には、週に1回英会話教室に通い、アウトプットの場を設けました。
(700点超えるまでの約半年間くらい通い続けました。)

私の場合、業務の都合で半年ほどで退会してしまいましたが、その後も、時間や場所を気にせずに利用できるオンライン英会話教室を利用し極力アウトプットをすることを心がけました。

アウトプットの機会を設けることが目的なので、オンライン英会話教室に最初から契約すれば十分だと思います。ちなみに私が利用していたのは下記です。

レアジョブ英会話

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②リスニング問題対策 <Part1〜4対策>

ここまでのことを実践すれば、語彙力は見違えるほどになっているかと思います。

なので、ここからは理解した英単語を日本として理解するのではなく、英語としてそのまま理解することが必要です。

つまり、「英語を聞く→英文に直す→和文に直す→理解する」 のではなく、

「英語を聞く→理解する」という脳の回路を鍛えていきます。

この脳の回路を鍛えるには実践練習あるのみです。この回路を鍛えることができれば、リスニングの時に付いていけなくなることはなくなってくると思います。

そのためには、時間と場所によって下記を実践してみてください。

  • スキマ時間:
    〜其の1〜編で紹介したキクタンアプリを使って、英単語→和訳をひたすら聴く。
  • まとまった時間:
    〜其の1〜編で紹介した「極めろ!リーディング解答力TOEIC TEST(イクフン著)」のリスニングバージョンの参考者を解く。圧倒的な量の問題が掲載されている。

※2016年5月29日(日)のテストから新形式が導入され、リスニングの問題形式が変更されたため、もっと試験に近い問題が良いという方には「極めろ!リスニング解答力TOEIC TEST」は、あまりオススメしません。

モチベーションの維持

ここまで、インプット(知識の蓄積)の方法、アウトプット(知識の定着)の方法を紹介してきましたが、ここまでのことを短期間でこなすのは無理がありますし、続かないかと思います。

なので、「モチベーションの維持」は不可欠です。そこで、

自分の頑張りを見える化することをオススメします。

私の場合は、1ヶ月もしくは2ヶ月に1回のペースでTOEICテストを受験し、スコアが上がるのを実感しながら(自己満足しながら)、モチベーションを維持していました。

大学生の時も就活の時に、TOEICのスコアを伸ばさなきゃと勉強をしたことがあったのですが、自分のスキルがどこまで向上しているのか、頑張りを見える化(自己満足)しなかったため、勉強のモチベーションは維持できず、挫折してしまったのだと思います。

まとめ

英語が苦手な社会人がTOEICスコアを300点UPさせるために、

  1. インプット(知識の蓄積)
    語彙力の向上
     →キクタンアプリを活用して日々復習しながら暗記する。

    英語長文の苦手意識の払拭
     →易しい洋書を読むことで、英語を読むことを習慣化する。

    ③長文問題対策
      →時間を意識して、Part7の問題を実践的に解く
  2. アウトプット(知識の定着)
    ①英会話教室
     →インプットしたものをアウトプットすることで”暗記”ではなく”理解”に変える

    ②リスニング問題対策
     →量をこなし、英語で聞いたものを”そのまま理解”する脳の回路を鍛える
  3. モチベーションの維持
    ①自分の頑張りを見える化する
     →頻繁にテストを受験し、スコアの伸びを実感(自己満足)する。

を実践することが重要だと紹介しました。

英語が苦手かつ嫌いだった私でもできた勉強法なので、皆さんもきっとできると思います。

みなさまのご健闘をお祈りしております!!

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