CISSP公式問題集(日本語)のレビュー!【合格に必須な4つの理由】

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CISSP公式問題集(日本語)の購入を考えている人
「公式問題集を実際に使ってみた人のレビューを知りたい。元々英語の公式問題集が和訳されてると思うんだけど、日本語訳って読みやすいの?CISSP合格に不可欠なものなの?」

こういった疑問にお答えします。

本記事のテーマ

CISSP公式問題集(日本語)が、CISSP試験合格のためにどのように役立ったのか、そのレビューを紹介します!

【結論】公式問題集は、CISSP試験合格のために必要不可欠なものです

この記事を読むことで、「CISSP取得に向けて、公式問題集の購入メリット」をイメージでき、「購入に向けた不安を解消できる」のではないかと思います。

記事の信頼性

私自身が公式問題集を購入し独学でCISSP試験に合格した経験を元に、CISSP公式問題集のレビューをし、その中でメリットを紹介します。

では、早速紹介していきます!

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CISSP公式問題集(日本語)のレビュー!【合格に必須な4つの理由】

CISSPの問題集の中で唯一の日本語教材であり、公式問題集を実際に使ってみて合格できた経験から合格に必要な4つの理由を紹介します。

私は、CISSP合格までに270時間ほど費やしましたが、150時間ほどは公式問題集に時間を費やしました。なので、結果的に55%以上の勉強時間を公式問題集に使ったことになります。

理由①:唯一の日本語の公式問題集

CISSPの公式問題集は、2019年7月以前まで英語版のもの(CISSP Official (ISC)2 Practice Tests【電子書籍】[ Mike Chapple ])しかありませんでした。しかし、

2019年7月に和訳され、初めて日本語の公式問題集(CISSP公式問題集【電子書籍】[ マイク・チャップル ])が発売されました。(電子版のみでの発売:2020年8月時点)

日本人であれば、勉強は英語ではなく日本語で勉強したいと思います。聞き慣れない英語を調べながらセキュリティの内容を理解するのは、かなり大変です。

私が勉強を開始した時には、英語の問題集しかなかったため、英語の問題集を電子版で購入して勉強していました。TOEICも700点以上のスコアだったので、問題ないだろうと思って勉強していましたが、問題を読んでは、英単語を調べ、内容を理解し、という繰り返しだったので、効率は非常に悪かったです。

そのため、これからCISSPを勉強しようとしている日本人にとっては、必須アイテムです。

理由②:豊富な問題数

CISSP公式問題集【電子書籍】には、合計1,334問が掲載されています。(下記が、内訳)

<問題数>
  • ドメイン1:111問
  • ドメイン2:100問
  • ドメイン3:110問
  • ドメイン4:100問
  • ドメイン5:100問
  • ドメイン6:100問
  • ドメイン7:109問
  • ドメイン8:104問
  • 模試1:125問
  • 模試2:125問
  • 模試3:125問
  • 模試4:125問

どのドメインに対しても100問以上の問題が掲載されているため、苦手なドメインがあっても、ほとんどの範囲はカバーできます。

また、模試についていうと

各ドメインごとに掲載されている問題から抜粋しているわけではなく、全てがオリジナルの問題となっています。

そのため、この問題集の中には1問たりとも同じ問題はありません。しかし、似たような問題や似たような単語は何度も出てくるので、問題集を何周も解いていると自ずと重要なポイントが理解できます。

私は、正解率が80−90%になるまで、ひたすら問題集を何周も時解き続け、最終的に合計5週程したと思います。

理由③:解説が充実している

問題数が多いだけで、解説は全然充実していない問題集は多々あると思います。しかしこの問題集は、解説も十分にわかりやすく記載されています

例えば、

「〇〇〇の機能として、次の選択肢の中で、当てはまるものはどれか」という問題があった場合、解説には正答のみならず、他にも〇〇〇の機能を列挙してあります

そのため、問題を解いて、解説を読むことで関連知識も習得できます。勉強していく中で、同じような問いは出てくる場合もあるため、効率の良い勉強ができます。

また、

解説には、他の選択肢がなぜ正答ではないのか、その理由についても記載されています。

CISSPに合格するためには、消去法で選択肢を絞り込む必要がある問題が多々あります。

なので、自分が間違えた問題の解説を見て「正答はこれだった!」ということがわかることだけではなく、「何故、他の選択肢は正答ではないのか」理解を深められることは消去法の考え方を習得する上で非常に有益です。

理由④:日本語に違和感がない

海外の資格の問題集や参考書は、原文を直訳されて、読みづらい場合が多々あります。

実際、私が今勉強している米国の監査系のIT資格の問題集は直訳の影響でかなり読みづらいですし、酷い場合は意味が分からない場合があります。

しかし、CISSP公式問題集は直訳ではなく日本人向けに適切に和訳されていると思います。なので、和訳に関しては何の違和感もありません。

一つ、注意点をあげるとすると、一部の横文字も日本語に訳されているということです。

一つ例を挙げると、「デューケア」と「デューデリジェンス」という重要な用語です。

  • デューケア…相手の立場に立った時に”実施して当たり前”だと考えられること
  • デューデリジェンス…デューケアを実現する上で、必要なこと。

この二つは、公式問題集では、デューケアを「妥当な注意」。デューデリジェンスを「適切な注意」。という風に和訳されています。

一方で公式セミナーに参加した同僚の話では、

講師の方は「妥当な注意」ではなく「デューケア」、「適切な注意」ではなく「デューデリジェンス」をセミナー内で使っていたようなので、一般的に業界で利用される言葉としては、カタカナの方が正しいと思います。

しかし、試験では日本語・英語両方で問題文を確認できるので、そこまで気にする必要はありません。

まとめ

今回は、CISSP公式問題集【電子書籍】のレビューとして、合格に不可欠な4つの理由を紹介させていただきました。

  1. 唯一の日本語の公式問題集であること
  2. 豊富な問題数
  3. 充実した解説
  4. 日本語に違和感がないこと

紹介した通り、日本人がCISSPを取得するためには必要不可欠な問題集だと言えますし、現状これ以上日本人にとって有益なCISSPの教材はありません

CISSPの受験を検討している方は、迷わず購入しても良いと思います。


その他に有効だった問題集や参考書を別の記事で紹介してます。また、わからない用語をどうやって覚えたのか等の勉強方法についても紹介してるので、併せてご覧下さい。

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